イリアンローヴのカスタマイズニット1枚の販売につき、インドのコットン畑で働いていた子どもに学校給食1ヶ月分を届けることができます。
イリアンローヴ・カスタマイズニットの収益金の一部が、TAKE ACTION FOUNDATIONを通じて特定非営利活動法人ACEに寄付され、インドのコットン畑で働く子どもたちを支援する「ピース・インド・プロジェクト」に役立てられます。
イリアンローヴの社会貢献活動 http://www.iliannloeb.com/custom/
特定非営利活動法人ACE http://acejapan.org/
「インドのコットン生産地域で、危険な労働から子どもたちを守り、
子どもの就学を徹底させることを目的とした活動を支援」
インド・ナガルドーディ村
インド国内でコットン種子生産が最も盛んなアンドラ・プラデシュ州マハブブナガル県のナガルドーディ村。支援する村があるマルダカル地区は識字率が約28% と国内、州内でも最も教育の普及が遅れており、また児童労働が最も多い地域の一つです。村の住民のほとんどが農家で、社会的経済的に立場の弱い貧困家庭が多くいます。コットン畑では、たくさんの女の子が、家計を助けるために学校に通えず、長時間、安い賃金で働かされています。また畑で使う農薬による影響で、皮膚病や呼吸疾患などの病気にも悩まされている子どもたちが多くいます。
「ピース・インド プロジェクト」は、このような状況を改善するため、住民と行政が協力し、児童労働をなくして、子どもたちの教育環境を整えられるよう3年間の計画でプロジェクトを行っています。
親や住民などへの啓発活動村の集会、劇や歌などによる文化プログラム、子どもの権利や児童労働、子どもの教育の重要性などについて学ぶミーティングなどを行って、親や住民の意識を高めます。 | |
住民グループによるモニタリング子ども権利保護フォーラム(CRPF)を設置して、住民が児童労働や子どもの就学状況をモニタリングしたり、親を説得して働く子どもを学校へ通わせるよう働きかける活動を行います。 |
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未就学の子どもの教育支援?働いていたために学校に行けなかった子どもが基礎学力を身につけ、村の公立学校へ就学できるよう支援するブリッジスクールを運営します。 |
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公立学校の教育環境の改善?学校の先生、PTA、村のリーダーが定期的に話し合い、行政機関と連携して、学校の施設や教育環境の改善などに取りくみます。 |
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子ども参加による活動?子どもグループを組織し、子どもが学校の改善に参加したり、女の子の幼児婚を防ぐなど、子どもたちが抱える問題の解決に取りくみます。 |
特定非営利活動法人ACE
107カ国で行われた「児童労働に反対するグローバルマーチ」をきっかけに、 1997年に設立された児童労働の撤廃と予防に取り組む国際協力NGO。インドとガーナで子どもを危険な労働から守り教育を受けられるようにする現地プロジェクトの実施、日本で児童労働の問題を伝 える啓発活動、政府や企業への提言活動、ネットワークやソーシャルビジネスを通じた問題解決の活動を行っています。