財団名 | 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION (テイクアクションファウンデーション) |
代表理事 | 中田英寿 |
理事 | 古在豊樹(国立大学法人 千葉大学前学長) 長崎武彦(新日本有限責任監査法人 シニア・アドバイザー) 五十音順 |
評議 | 大崎麻子(開発政策専門家 元UNDP職員) 田端弘道(TOTO株式会社 取締役専務執行役員) マエキタミヤコ(サステナ代表) 五十音順 |
監事 | 佐久間岳(佐久間税務会計事務所) |
設立日 | 2009年1月22日 |
事務所の所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区 |
ホームページURL | http://www.takeactionfoundation.net |
問い合わせ先 | お問い合わせ |
古在 豊樹 / TAKE ACTION FOUNDATION 理事
日本・アジアの農園芸環境技術支援に没頭してきた。千葉大学学長に在任中は、グローナカル(グローバル+ナショナル+ローカル)な立場から大学改革に取り組んだ。日本農学賞、紫綬褒章、中国・友誼賞、米国・培養生物学会賞などを受賞。
TAKE ACTIONに対して思うこと、期待すること
日本・アジア・世界の農業、農家に少しでも役立ちたいと願って、研究開発と普及活動に約40年間かかわってきました。
最近、環境・食料・エネルギー問題との関連で、農業・食料への社会的関心が高まっている中、中田さんを始めたくさんの人々に影響力のあるTAKE ACTION F.C.の皆様の活動を通じ、自然との交流や世界の貧困・環境・食料など、さまざまな問題について少しでも多くの人々に関心を持っていただければと思います。
また、自分の目標・価値観も絶えず見直し、自分の夢と人々の夢が両立するライフスタイルを皆様と共に創り上げたいと考えています。
大崎麻子 / TAKE ACTION FOUNDATION 評議
米国コロンビア大学大学院修了。97年から国連開発計画(UNDP)NY本部開発政策局にて、途上国の女性支援を中心に貧困削減やミレニアム開発目標(MDGs)の推進を担当。2005年から、フリーの開発政策専門家として、国際機関、外務省、NGO、研究機関などで活動中。
「つながり」が生まれることにドキドキ
「みんながハッピーになる仕組み」を目指して、TAKE ACTION FOUNDATIONを設立する、と中田さんから聞いたとき、「さすがだな」と感心しました。中田さんの志はもちろんですが、「そういう言い方があったのか!?」と思ったのです。私は10数年にわたり、国連を中心に国際協力に携わってきました。仕事について訊ねられるたびに「途上国の貧困削減に携わっています」「 公正なグローバリゼーションのための政策支援をしています」「 ジェンダー平等を推進しています」などと言って、何度ドン引きされたことか。中田さんの言葉に、「私が目指しているのも、まさにそれじゃない!?」と思ったのです。
シンプルな表現ですが、奥深い。まず「みんな」という点。試合を観に来た皆さん、プレーヤーの皆さん、私のような国際協力関係者、そして、遥か遠い国の子どもたち、その家族。「みんな」が参加し、楽しみ、それが遠い国の誰かをハッピーにする。そんな「つながり」が生まれることにドキドキします。
そして、これが「仕組み」であること。一回で終わるのではなく継続させること、そのための構造を作るんだ、という強いメッセージを感じます。
国際協力といえば、募金をするか、現地に赴いてボランティアになるか、といった選択肢しか無かった時代を考えると、今はいろいろな関わり方があると思います。TAKE ACTION FOUNDATIONも、とても魅力的な選択肢の一つではないでしょうか。私たち一人一人が楽しむこと。さらには、自分の特技やスキルを生かしてなにかひとつ、Take Actionすることで、この仕組みが長く続き、大きな輪になっていく事を期待しています。
マエキタミヤコ / TAKE ACTION FOUNDATION 評議
環境NGOのための広告メディアクリエイティブ[サステナ]代表。クリエイティブディレクター、コピーライター。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表、「いきものみっけ」キャンペーンディレクター。エコライフスタイル誌「エココロ」編集主幹、主著『エコシフト』(講談社現代新書)。東京外国語大学Peace&ConflictStudies「PeaceAd」助教。
“架け橋”になっていただきたい
中田さんの市民センスはなかなかです。「いろんなことをまだ知らない人」は圧倒的多数、その人たちに届かなくちゃ意味がない、だから敷居はうんと低く、にこだわる。「だってオレだってなにも知らなかった」。常に冷静、即判断を下す司令塔、イタリア語を独学で習得する実力派、早熟なサッカーの天才、時代のアイコン。そんな特別な少年時代にもかかわらず、目線はあくまで同じ高さ、ふつーの日常を生きる人へ向かっています。既成概念を突破するソーシャルアイディアを提案しつつ、わかりやすさも研いでいます。だから中田さんには「社会に充満する良かれと思う気持ち」と「単に知らないので何にも思っていない人」をつなぐ架け橋になっていただきたい。