中田英寿からクリスマスプレゼント 海外主催(タイ・シンガポール)チャリティマッチの義援金で 福島のサッカー少年・少女に練習用ジャージを寄贈
一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATION(代表理事:中田英寿)は、東日本大震災後の緊急支援として2011年4月にシンガポールで、また、2011年5月にタイでのチャリティー・サッカーマッチを開催し、各国から寄付金を募りました。シンガポール・タイの両国とも、地元の人々や企業の協力のもと、スタジアムは満員になり、寄付総額は日本円で約3900万円にのぼりました。この寄付金は、両国赤十字社を通じて日本赤十字社に対して寄付されました。これを受けて、日本赤十字社とTAKE ACTION FOUNDATIONとの協議の結果、岩手・宮城・福島の3県で津波の影響で私財等が流されてしまった子ども達へ練習用ジャージの寄贈を行うことになりました。
サッカー協会に登録している岩手・宮城・福島の3県で津波の被害地域として各県サッカー協会が認定しているチームの中で、申請をした3655名(岩手:871人(36チーム)、宮城:2474人(71チーム)、福島:310人(14チーム))のサッカーをしている小中高生全員に中田英寿が代表理事を務める一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATIONよりはジャージをプレゼントしました。
また、クリスマスイブである本日、12月24日(土)に 福島県を代表して、福島県相馬市立磯部中学校にて、中田英寿が登場し、セレモニーを行いました。
震災後、初めて福島の被災地を訪れた中田は、震災で被害を受けたサッカーをやっている小中高生と実際に触れ合いました。
クリスマスにサッカージャージをプレゼントした中田は、「クリスマスにこだわってプレゼントを送りたかった」、
「悲しみは共有するものではなく、自分で解決することのほうが大きい。しかし、楽しみはみんなで共有できるもの。クリスマスに子供たちにジャージをプレゼント出来てよかった」とコメント。また、ジャージをプレゼントされた子供の代表は「期待にこたえられるように頑張ります」と話しました。
今後の活動に関しては、「具体的には決まってはないが、自分が出来ることはやっていきたい」と今後の支援にも意欲的でした。最後に中田英寿は、ジャージを受け取った子供たち全員にサインをし、帰り際には自らが社外取締役を務める東ハトのお菓子もプレゼントしました。
※今回のプロジェクトは、日本赤十字社や県サッカー協会との協議のもと、岩手県・宮城県・福島県の3県で津波により私財等を流されてしまった小・中・高生のサッカーをしている方々(各都道府県サッカー協会登録者)を支援対象とさせていただいております。
<セレモニー開催概要>
■日時: 2011年12月24日(土)13:30~14:30
■場所: 福島県相馬市 磯部中学校
■イベント参加者: 福島県の対象となる、6校144人のサッカー少年・少女
中田英寿(一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATION代表理事)
太田久雄(日本赤十字社事務局長)
草野正徳(磯部中学校校長)
大谷 亮一(福島県サッカー協会副会長)
■内容: 中田英寿から福島のサッカー少年へジャージ寄贈のセレモニー
※尚、ジャージはサッカー協会に登録している岩手・宮城・福島の3県で津波の被害地域として各県サッカー協会が認定しているチームの中の3655名(岩手:871人(36チーム)、宮城:2474人(71チーム)、福島:310人(14チーム))のサッカーをしている小中高生全員にプレゼントされます。
※22日に岩手県の山田町立山田中学校、23日に仙台市立高砂中学校にてセレモニーを実施(中田は不参加)
2011年12月26日