海外初のチャリティマッチ 「TAKE ACTION in シンガポール」 満員の6,000人のお客さんが日本へエール!
2011年4月2日(土)シンガポールのJalan Besar Stadiumにて「TAKE ACTION in SINGAPORE」の チャリティマッチ「S.League Cares, Take Action with Albirex Niigata Singapore」が開催。
東北関東大震災の直後に急遽本イベントが決定し、TAKE
ACTIONチームからは代表を務める中田英寿の他に元日本代表選手の北澤豪、澤登正朗と前園真聖が参加しました。
本イベントでは、TAKE
ACTIONチームはシンガポールのリーグ(S.League)に所属しているアルビレックスと新潟・Sとチームを組み、Sリーグの各チームの選抜選手を集めたSW.League All Starsと対戦。試合開始前に会場では、被災者に敬意を表するために1分間の黙祷が行われました。
試合開始17分で、
早速澤登選手のこぼれ球をアルビレックス新潟・Sのブルーノがループシュートで先制。中田は、61分にチーム5点目のゴールを決め、試合はTAKE ACTIONチームが7対2で勝利。
試合終盤には、チャリティディナーで本日のマッチのプレイする権利を落札した方と招待されたシンガポールの孤児が後半から出場し、PKを決めるなど盛り上げました。
今回の「TAKE ACTION in シンガポール」チャリティマッチでの入場料やチャリティオークションなどで集まった収益を義援金として日本赤十字へ寄付されます。さらに、現地シンガポールでの企業の義援金募集も行い、賛同した企業からの寄付も受け付けました。
【Q&A】回答:中田英寿
Q1 45分間プレーした感想をお願いいたします。
中田:引退してから5年も経つのできつかったですが、本当は90分プレーしたかった。
Q2 ゴールを決めたときどういう気分でしたか。
中田:他の選手もゴールを決めたので自分がゴールを決めたときもすごく気持ち良かった。
Q3 シンガポールでのチャリティマッチはどうでしたか。
中田:スタジアムの環境も素晴らしいかったし、何よりこれだけのお客さんが集まってくれたことに大変意味があると思う。ただ、お金を集めるだけではなくたくさんの方々がこのように貢献してくれていることに対して日本や被災者の方々は喜んでくれていると思う。
Q4 このチャリティ活動は続ける予定ですか。中田:できる限り続けたい。それと同時に他の国でも予定しているけれど、今回シンガポールサッカー協会と来年もマッチを開催しようと話をしてるところです。できたらもう少し涼しい時期にやりたいけれど(笑)
Q5 日本語で今日の感想をお願いします。
中田:これだけの人が会場に来てくれてたことに意味があると思います。メディアと通じて、多くの国が日本をサポートしていることも伝えてほしい。今回会場に来てくれたことが、このチャリティの一番の成功です。ありがとうございました。
2011年4月 3日