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NEWS & TOPICS:最新情報

「TAKE ACTION in 甲府」による南アフリカサッカーボール配布プロジェクト終了報告

2009年4月に行われた「TAKE ACTION in 甲府」による収益の一部を社団法人山梨県サッカー協会より、当財団及び財団法人日本ユニセフ協会ご寄付いただき、ユニセフとの共同プロジェクトによる南アフリカでのサッカーボール配布に活用させていただきました。

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2009年6月には、現地で行われたキックオフセレモニーに中田英寿氏と北澤豪氏が参加。当日は、南アフリカの子どもたちのみならず、現地在住の日本の子どもたちも招待され、多くの子どもたちとの交流を図りました。南アフリカと日本の子どもたちは同じ地域に住んでいるにも関わらずこれまでに接する機会がなく、このセレモニーをキッカケとして初めて交流する機会を提供することができ、たくさんの子どもたちが国境、人種を越えてボールを夢中で追いかけ、サッカーを楽しみました。このキックオフイベント後には、南アフリカの貧困地域にある小学校を対象としたサッカーボール配布が始まり、2010年3月にTAKE ACTIONによる20,000個のサッカーボール配布が終了いたしました。

サッカーボール配布と同時にライフスキル教育プログラムを実施
サッカーの力をいかし、子どもたちに必要な知識を身につけてもらうため、南アフリカ政府機関やユニセフ、現地パートナーが一緒になって行っている「Let's Play a Million!」プロジェクト。このプロジェクトは、将来的に100万人の子どもたちを対象に、サッカーを通じ、ライフスキルを教えることを目的として行われています。

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青少年にとって厳しい南アフリカの社会環境を生き抜く力(ライフスキル)の育成には、サッカーの力は絶大です。子どもたちのモチベーションを引き上げ、希望をもたらしてくれているのがサッカーであり、犯罪、麻薬、飲酒等から子どもたちの関心をサッカーに向けさせるという意味だけではなく、子どもの尊敬を集めるサッカーのコーチからは、技術指導に加え、暴力の野蛮さ、公正であることの大切さ、ジェンダーによる差別の無意味さ、さらには、エイズから身を守るための方法等についても学んでいくことが可能なのです。

「TAKE ACTION in 甲府」によるサッカーボール配布
「TAKE ACTION in 甲府」により実現した2万個のサッカーボール配布では、南アフリカ全国12箇所でスポーツフェスティバルが実施され、約4万人の子どもたちが参加しました。これらのフェスティバルは、ユニセフが南アフリカ政府教育省と主催し現地スポンサー企業の支援によって実現。サッカーボールの配布とこれに伴うライフスキルの学習は、子どもたちが困難な状況を生き抜く力を身につけるうえで、大きな役割を果たすと言われています。
そして、財団法人日本ユニセフ協会からは、「こういった形で、ユニセフが南アフリカ共和国で実施している活動を、多くの皆様に知って頂く機会に恵まれましたことについて、心より感謝の意を表します。」とのメッセージをいただきました。

⇒2009年6月の南アフリカ サッカーボール配布プロジェクト実施報告は"こちら"



2010年3月31日