2008年6月10日
「+1 FOOTBALL MATCH」の試合レポート
6月7日(土)横浜にて「+1 FOOTBALL MATCH」が開催されました。
本試合は、中田英寿が呼びかけ人となり、サッカー選手の「なにかできること、ひとつ。」として、今回の趣旨に賛同いただいた国内外のトッププレーヤーが集結して行われました。JAPAN STARSは、チームを率いる釜本監督をはじめ、元日本代表の前園真聖や現役選手の大黒将志らが参加。一方のWORLD STARSは、監督としてイタリア1部インテル監督に就任したばかりのジョゼ・モウリーニョや、現在、欧州で活躍中のセードルフ(ACミラン/イタリア)やダービッツ(アヤックス/オランダ)、また04年に神戸でも活躍していた元トルコ代表のイルハンなど、本当に多くのスター選手が参加してくださいました。
- 会場は6万3,143人の観客で満員。そして、その観客の皆さんが選手の入場時に用意された緑のアクションシートを掲げると、会場が緑で覆いつくされ、ヒデ自身も「もう一度日本代表になった気分になった」と感動ひとしおの様子でした。会場では排出されるCO2排出量を算出してカーボンオフセットが行なわれるなど、環境に配慮した様々な試みが行なわれました。
- 試合は、前半に大黒選手と澤登選手のゴールでJAPAN STARSが 2得点を先取。後半にはイルハンの2得点でWORLD STARSが同点に追いつくシーソーゲーム。そして終了間際には、釜本監督が選手としてピッチに登場するというエキシビジョンマッチならではの場面もあり、終始会場は笑顔と大歓声に包まれていました。試合はそのまま2対2の引き分けで終了。また、観客の皆さんの携帯電話による投票によりMVPにはダービッツ選手が選ばれました。
- 終了後、参加した選手たちは「ヒデのアクションによって、世界の様々なことに目を向けることができた。このイベントに参加できて光栄だった。また、このような機会があったら、絶対に行くよ!」と口々にコメントしてくださり、選手も充実感に満ち溢れていた様子。
- 中田自身も「今後も、何かやっていきたい」と語り、一人ひとりの「なにかできること、ひとつ。」がどんなに小さくても、今回の試合のようにみんなが同じ方向を向けば、きっと大きなアクションが生まれるということを改めて実感した1日になりました。
また、当日行われた様々なアクションの中のひとつとして、チャリティー・ラッフルを開催。ミャンマー・サイクロンへの食糧支援と中国・西部大地震復興支援を目的に1口500円でラッフル券が発行され、抽選で選手の背番号の入ったサイン入りユニフォームがプレゼントされました。集まった892万9500円は、全額を寄付させていただきます。